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リポーター:佐藤行衛(さとう・ゆきえ)ソウル在住、今年39歳。韓国のロックミュージックに魅了され、95年、東京で日本人による初の韓国ロックバンド「コプチャンジョンゴル」を結成。99年、韓国でデビューするためにソウルに来る。現在、「コプチャンジョンゴル」の活動のかたわら、韓国と日本のロックバンド同士の交流やイベントを積極的に進めている。
E-mail : kopyukie@hotmail.com
チョー・ヨンピル 35周年記念コンサート 2003.8.30
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その日は雨が降っていました。会場のチャムシル・オリンピック・スタジアムに着く
までにもうビショビショです。野外コンサートのため、雨天の場合 は翌日に延期という話。明日の晩は自分のライヴがあるので、延期なら見ることができない…うーん、困ったなぁ…やっと手に入れたチケットが無駄 になってしまうかも…(なんと最後の一枚。3万5千人完売です、凄い!)。ところがです。重い足取 りで会場に着いたら、「本日公演します」とのこと。韓国人にとってはこのぐらいの雨は雨ではない、というのでしょうか! 入り口で入場者全員 に雨合羽が配布されました。満員の客席は、白い雨合羽と傘ですべて埋まっています。なかなか凄い光景ですが、そんな大雨の中、コンサートは始まりました。
チョー・ヨンピルは、日本では今も、演歌歌手というイメージを持たれている方が多いと思います。しかし、実は、韓国歌謡界の超スーパー・スターなのです。68年~70年代にかけてはロック・バンドを組んでいました。また、今の 若者達にも歌い継がれているヒット曲「ヨヘヌル・トナヨ(旅 に出よう)」も、バリバリのロック・ナンバーなのです。お客さんの中にも若い人達がたくさんいました。全体的に見れば、もちろん年齢層はちょっと高めでしたが…。
そしてチョー・ヨンピルの魅力は、なんといってもあの声と歌唱力でしょう。声が全然衰 えていないのが本当、凄いです。昔の曲も、そして今回発売された第18集『Over the Rainbow』も、まったく同じ声ですから。(その新作も、ハードなロック・ナンバーで幕を開け、35周年記念 という名に恥じない、壮大な傑作アルバムなのです)
今回のコンサートは題して『The History』。ステージ上のオーロラ・ヴィジョンに大きく映し出されるのは、60年代からの時事写真の数々、若かりし頃のチョー・ヨンピルなどなど。特 に印象に残ったのは、コンサート冒頭に流れた、代表曲のひとつ「おかっぱ頭(タンバルモリ))から始まるアニメ。80年当時 その曲を聞いていた女の子がだんだん大きくなり、現在に至る姿を、チョー・ヨンピルのヒット曲で綴ったもので、都会に住み、そして久しぶりに帰省してみたら、田舎の駅でなんとおじさんになったチョー・ヨンピルが待っていた! そんな内容でした。
また、途中のゲスト陣も、これまたいろんな人が。「窓の外の女)を一緒 に歌ったシン・スンフン、god、シン・ヘチョル、チャン・ナラ、イ・ウンミ…。イ・ウンミの時は、チョー・ヨンピルがエレキ・ギターをガンガンに弾いてましたよ!
中盤、「釜山港へ帰れ」では、もう会場中大合唱状態。その後は、お客さんと一緒に歌うというステージが何曲か続きました。子供 の合唱などもあり、ラストは、ゲスト陣全員参加で、やはりこの曲、ノリノリのロック・ナンバー「ヨヘヌル・トナヨ」。もう会場全体が歌ってますから。老若男女問 わずとは、まさにこの事。雨の中なり振りかまわず踊り出すおばさん&おじさん達多数 で、目が点です。アンコールは、打って変わってクラシック。ドボルザークの「家路」(新作アルバムに収録)。いやはや、これでもかっていう程のてんこ盛りのコンサート。 韓国料理には、食べきれないようなおかずが出てくるのですが、まさにそんなライヴでした。
雨のため、寒さで開場1時間ほどで足早 に帰るお客さんもいましたけれども、とにかく、大雨の野外コンサート。なんとも特別なシチュエーションで、公演内容といい、お客さん達の盛り上がりといい、まさに「韓国を見た」という感じの、凄いコンサートでありました。
출처 = http://rki.kbs.co.kr/MTrapj/live_report/ReporterNews.asp?sCode=100002&sNmbr=100006
E-mail : kopyukie@hotmail.com
チョー・ヨンピル 35周年記念コンサート 2003.8.30
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その日は雨が降っていました。会場のチャムシル・オリンピック・スタジアムに着く
までにもうビショビショです。野外コンサートのため、雨天の場合 は翌日に延期という話。明日の晩は自分のライヴがあるので、延期なら見ることができない…うーん、困ったなぁ…やっと手に入れたチケットが無駄 になってしまうかも…(なんと最後の一枚。3万5千人完売です、凄い!)。ところがです。重い足取 りで会場に着いたら、「本日公演します」とのこと。韓国人にとってはこのぐらいの雨は雨ではない、というのでしょうか! 入り口で入場者全員 に雨合羽が配布されました。満員の客席は、白い雨合羽と傘ですべて埋まっています。なかなか凄い光景ですが、そんな大雨の中、コンサートは始まりました。
チョー・ヨンピルは、日本では今も、演歌歌手というイメージを持たれている方が多いと思います。しかし、実は、韓国歌謡界の超スーパー・スターなのです。68年~70年代にかけてはロック・バンドを組んでいました。また、今の 若者達にも歌い継がれているヒット曲「ヨヘヌル・トナヨ(旅 に出よう)」も、バリバリのロック・ナンバーなのです。お客さんの中にも若い人達がたくさんいました。全体的に見れば、もちろん年齢層はちょっと高めでしたが…。
そしてチョー・ヨンピルの魅力は、なんといってもあの声と歌唱力でしょう。声が全然衰 えていないのが本当、凄いです。昔の曲も、そして今回発売された第18集『Over the Rainbow』も、まったく同じ声ですから。(その新作も、ハードなロック・ナンバーで幕を開け、35周年記念 という名に恥じない、壮大な傑作アルバムなのです)
今回のコンサートは題して『The History』。ステージ上のオーロラ・ヴィジョンに大きく映し出されるのは、60年代からの時事写真の数々、若かりし頃のチョー・ヨンピルなどなど。特 に印象に残ったのは、コンサート冒頭に流れた、代表曲のひとつ「おかっぱ頭(タンバルモリ))から始まるアニメ。80年当時 その曲を聞いていた女の子がだんだん大きくなり、現在に至る姿を、チョー・ヨンピルのヒット曲で綴ったもので、都会に住み、そして久しぶりに帰省してみたら、田舎の駅でなんとおじさんになったチョー・ヨンピルが待っていた! そんな内容でした。
また、途中のゲスト陣も、これまたいろんな人が。「窓の外の女)を一緒 に歌ったシン・スンフン、god、シン・ヘチョル、チャン・ナラ、イ・ウンミ…。イ・ウンミの時は、チョー・ヨンピルがエレキ・ギターをガンガンに弾いてましたよ!
中盤、「釜山港へ帰れ」では、もう会場中大合唱状態。その後は、お客さんと一緒に歌うというステージが何曲か続きました。子供 の合唱などもあり、ラストは、ゲスト陣全員参加で、やはりこの曲、ノリノリのロック・ナンバー「ヨヘヌル・トナヨ」。もう会場全体が歌ってますから。老若男女問 わずとは、まさにこの事。雨の中なり振りかまわず踊り出すおばさん&おじさん達多数 で、目が点です。アンコールは、打って変わってクラシック。ドボルザークの「家路」(新作アルバムに収録)。いやはや、これでもかっていう程のてんこ盛りのコンサート。 韓国料理には、食べきれないようなおかずが出てくるのですが、まさにそんなライヴでした。
雨のため、寒さで開場1時間ほどで足早 に帰るお客さんもいましたけれども、とにかく、大雨の野外コンサート。なんとも特別なシチュエーションで、公演内容といい、お客さん達の盛り上がりといい、まさに「韓国を見た」という感じの、凄いコンサートでありました。
출처 = http://rki.kbs.co.kr/MTrapj/live_report/ReporterNews.asp?sCode=100002&sNmbr=100006
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