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<インタビュー>40周年ツアー制作会見のチョー・ヨンピル


【ソウル16日聯合】歌手のチョー・ヨンピルが16日、ソウル市内のホテルでデビュー40周年記念コンサートツアー「ザ・ヒストリー キリマンジャロの豹」の制作記者会見を行った。会場に大きく書かれた「40周年」という文字に、自身はまだ「進行形」で、40周年という言葉は意味を持たないと話す。「パティ・キム先輩は50周年。それに比べたらわたしはまだ子どもですよ」。


会見するチョー・ヨンピル=16日、ソウル(聯合)


 国内と米国の24都市を回るツアーは、舞台に立つ人数だけで1200人、スタッフ総勢5200人が投入される大規模イベントだ。40年間の歳月を「懐かしき日々」「追憶の日々」「挑戦の日々」「分かち合いの日々」「わたしの日々」「同行」の6つのテーマに凝縮してステージを構成する。5月24日のソウル・蚕室オリンピックメインスタジアムを皮切りに、31日大田、6月14日大邱、21日昌原、28日蔚山、7月5日麗水、12日光州、19日浦項を経て、8月には9日ロサンゼルス、16日ニューヨークと米国まで足を伸ばした後、再び国内で安山、天安、全州、議政府、仁川、釜山と、12月まで各地で公演する。以下は一問一答。

――40周年を迎えた心境は。

「過ごしてきた時間がとても短く感じられる。人生には挫折と悲しみがあるものだが、わたしは大きな紆余(うよ)曲折なく比較的平坦な生活をしていたのではないか。手の平も合わせて初めて音がするように、ファンがいなければ20年すら耐えられなかった。わたしの歌を愛してくださる皆さんに心から感謝する」

――会場にはスタジアムや体育館が多いが、音響システムは。

「前部座席と後部座席の観客のサウンドの違いを最少化する装置を準備した。スタンド席にもスピーカーを別に設置し、元の音との時間差をなくす。チケットの区分はあっても、音の区分はないはずだ」

――全国民に愛される数多くのヒット曲のなかでも愛着のある曲は。

「長く生きていると、メロディよりも歌詞の意味を考えるようになった。今回のツアータイトルからは、『キリマンジャロの豹』が外せなかった。わたしが歌った曲だが、その瞬間の後は一般大衆のものになる。歌は大衆の心を描くものだ。『キリマンジャロの豹』『夢』は大衆の心だと考えているので、この2曲をオープニングに入れた」

――自身が考えるシンガーとしての長所・短所があれば。

「歌がうまくなるにはたくさん歌わなければならないと思う。のどは使い続けてこそ良い歌が出てくるもので、気まぐれに時々歌ったからといってうまくならない。わたしは長い間グループで活動し、数年間、1日に何ステージも歌った経験を土台としている。歌はスタイルであり、音が外れさえしなければいい。昔は美声で外国音楽を歌いこなすことができず、濁声を出す練習をしたこともある」

――新しいアルバムの準備は。

「途中で体調を崩したため60%進んだところで中断した。来年再開する予定だ。特定のジャンルを区分することなく、バラエティに富んだものにしたい。今のスタイルよりも未来の音楽スタイルを探そうと思っている」

――40年の間、スランプに見舞われたときはどう克服したか。

「そのたびに隠れるのはよそう、前に出ていこうと考えていた。内向的な性格なので、そうしなければ心が弱くなる。そうやってヤマを乗り越えてきた」

――国内の公演文化は海外に比べ水準が低いが、活性化するにはどのような努力が必要か。

「韓国の公演文化は歴史が短い。日本とは比べものにならないが、東南アジアよりは進んでいる。アジアでは2番目の公演市場が発展したとはいえ、興奮するにはまだ早いのではないか。シン・スンフン、イ・スンチョル(RUI)ら多くの後輩が努力しているので、次第に良くなっていくだろう」

――若い後輩たちにアドバイスがあれば。

「自分のやりたいことが何なのかを確実に知り、すべての情熱を注いで人生を歩めば、どのような分野であれトップランナーになれる。どの(後輩)歌手が良いと評価することは難しいが、わたしはミュージシャンであり、ライブをしている後輩を高く評価する」

――音楽とは自身にとってどんな意味を持つか。

「ほかのことをやったことがないので…。音楽はわたしの人生だ。これ以上のものはないだろう」


출처:http://japanese.yonhapnews.co.kr/sports/2008/04/16/0700000000AJP20080416003200882.HTML
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